お知らせ
お知らせ
今年は例年より早く、間も無く梅雨入りのようです。
今日は貼付剤(湿布薬)を使用する際の注意点をお知らせします。
光接触皮膚炎は湿布薬を貼っている部位が炎症を起こすものです。
湿布薬に含まれる薬剤成分に紫外線が当たることで反応を起こし発症します。
これからの季節、紫外線が強くなりますね!
ご存知の方も多いかもしれませんが、晴れている日中よりも雲が覆い尽くしている時の方が
紫外線も強いので、まもなく迎える梅雨の季節から特に注意が必要です。
◇特徴
薬剤と紫外線が反応するため、湿布薬の形のまま皮膚炎を生じます。
イメージが浮かぶでしょうか!?湿布をしていないのに湿布が貼ってあるように症状が出ます。
また、予防として外出前に湿布薬をはがしても、皮膚に薬剤が残っていると発症の可能性があります。
対策としては、湿布薬をはがしたあとにしっかりと洗い流すことで対策となります。
◇初期症状
代表的な初期症状です。
発疹:ブツブツができる
発赤:皮膚の赤み+ニキビのように盛り上がる
紅斑:皮膚の赤み (皮膚の盛りあがりなし)
掻痒:かゆみ
これらの症状が現れた場合、湿布薬の使用を中止します。
また、症状の出た部位を紫外線に当てないようにしましょう。
例えば、腕に発症した場合は長袖を着ることで増悪を防ぐことが可能です。
症状を確認した場合は医師にご相談ください。
光接触皮膚炎についておさらいです。
・湿布薬が貼ってある部位を露出して外出、紫外線に当たらない
・湿布薬をはがす+しっかりと洗う
・症状が出たら湿布薬の使用を中止する
・医師へ相談する
いかがでしょう。
皆さん、気をつけてお過ごしください。